川村理弁護士より本訴訟の概要と今後の展開について

 今回の訴訟は「麻生邸リアリティツアー」と名づけられた活動に対して、公安条例と公務執行妨害が適用されたことについて違法性を争うもの。この裁判ではあらためて公安条例の違憲性を追求することが柱となる。公務執行妨害についてはその事実はない、やっていないという主張。公安条例については憲法違反というだけではなく、公安条例を適用する要件に当たらないという二段構えの主張を行っている。原告四名のうち、フリーター全般労働組合については、不当な捜索と差し押さえを受けたことについてその違法性を争う。 Details »

大口昭彦弁護士より本訴訟の社会的意義について

 みなさん、きょうは大勢傍聴くださいましてありがとうございます。この裁判が非常に重要であり、注目されている裁判であることを代理人としてもひしひしと感じております。本日の三人の原告の方の意見陳述は非常に個性的でありますし、大切なことが述べられていたと思います。また傍聴席も非常に元気がよくて結構であったと思います。組合の方の意見が聞けなかったのが非常に残念ですが、今日の意見陳述にも出ていたように、この時代、現代においてこの裁判が起こされていることの意味が非常に大切だと代理人席にいて感じました。 Details »

賛同者・賛同コメント一覧です(1月23日現在)

★賛同、大募集中です。名前・肩書き・メッセージ(任意)・ 公表の可否をご記入の上、メール:realitytour.st.comp(at)gmail.com か FAX 03-3373-0184 までお送りください。国賠闘争に用いるため、個人賛同は1000円、団体賛同は2000円の賛同カンパをお願いいたします。 Details »

原告・渡邉洋一 陳述書(3人目の不当逮捕者当事者)

 原告意見陳述  渡邉洋一

  私は2008年の10月、渋谷駅付近の現場で、公務執行妨害罪の容疑で逮捕されました。そのとき私がなにをしていて、現場にいた警察官が何をしていたのか、写真や映像には残っていません。公務執行妨害罪という容疑は後から聞かされたことで、自分が何の罪をおかしたのか、逮捕された当時も現在もわかりません。
 同じとき同じ場所にいても、事態の捉え方は人によってさまざまです。私は犯罪を犯した意識はないが、ある警察官が主観的に何かを感じ取っていたということはありうる話です。現場にいた警察官のうちの誰かが、私を逮捕できる、とか、逮捕するべきだ、と考えたのでしょう。そうした判断を下したのは、現場で指揮をとる数人の警察官か、あるいは一人の警察官です。その判断は、会議で検討するとか、逮捕状を請求するとかいう手続きはなしに、現場のごく少数の警察官によってくだされたものです。
 そうして私は、はっきりとしない容疑のために警察署に連行され、二週間のあいだ勾留されたのです。 Details »

原告・A 陳述書(2人目の不当逮捕当事者)

 俺は子供の頃から不登校とひきこもりを繰り返し、高校中退後フリーターとなった。
 社会に出てからも、一人前の「労働者」一人前の「消費者」として扱われないフリーターとして排斥され、競争の結果、人に信頼を持てず、抱えている問題は個人化され、心を病んでいった。
 そして、リアリティ・ツアー当時もうつを患い、ひきこもっていた。
 リアリティ・ツアーに参加したのは、様々な問題を個人化されることなく、根源的な日本の現実を目にし、リアリティを取り戻したいのと、競争で分断化された人の繋がりを、仲間と出会うことによって取り戻したいという気持ちからだ。それでフラつきながらも外へ出てみる気になった。 Details »

原告・園良太 陳述書(1人目の不当逮捕当事者)

麻生邸リアリティツアー事件国家賠償請求訴訟原告 園良太 陳述

 私に対する「東京都公安条例違反」は明確に不当逮捕である。ただ道を歩いていただけの私に公安警察が体をぶつけて逮捕し、12日間も勾留するやり方は論外だ。時の首相宅へ行かせたら自分たちの面子に関わるという公安警察の私的な事情でしかなく、私は彼等の私情に付き合う気は一切ないし、与えられた被害は確実にやり返す決意である。 Details »

5月17日第一回口頭弁論レポート

写真は第一回口頭弁論後の報告集会のようすです。あとで詳しい報告がありますが、傍聴席に座れない人が出るほどの50名を超える結集。皆さまありがとうございました。三人の本人陳述はそれぞれ個性あふれ、傍聴席からの熱気あるかけ声と拍手で受け止められました。弁護士会館での報告集会、日比谷公園交流会も各界からのアピール、交流、ねぎらいの場となりました。ご参加・ご協力下さった皆さん、どうもありがとうございました。
次回法廷は7月26日(月)午後2時から、今回と同じ東京地裁721号法廷です。これからも共にがんばりましょう。

いよいよ訴訟

第一回口頭弁論の日時・場所が確定しました。ぜひ傍聴にお集まりください。

来週の月曜日に、麻生邸リアリティツアー事件の国賠訴訟がいよいよ始まります。路上の表現の自由を求める、公安条例の撤廃を求める国賠訴訟です。不当な弾圧から人権を守り、もっと自由で豊かなデモや運動を実現するために、みなさま、ぜひご参集下さい。(傍聴席は40席、埋め尽くしたいと思います)

[転載歓迎]

◆麻生邸リアリティツアー事件国家賠償請求訴訟◆
◇訴訟がいよいよ開始します。
◇注目の意見陳述があります。

【初公判】
日時:5月17日(月)11時より、東京地裁721法廷
原告4名による冒頭意見陳述があります。
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