麻生国賠・次回は2月18日13時半~(渋谷署警察官が出ます)/前回10/7期日報告

【麻生国賠 第17回口頭弁論】

2014年2月18日13時半~東京地裁429号警備法廷(傍聴券配布のため、13時までに地裁入口に集合してください。)

内容:渋谷署警備課員、嶋野伸一の尋問

【麻生国賠 第16回口頭弁論報告】

さる2013年10月7日、第16回口頭弁論が行われました。
今回は被告の証人調べ、デッチあげの尖兵である公安刑事・山口悟の尋問です。
逮捕と家宅捜索が違法であることを立証するために欠かせない尋問であり、裁判闘争としても「見せ場」のひとつです。

まず、主尋問では最初に人定事項を問うのですが、なんと、山口は今年3月に退職していた!事件は、山口が本庁公安として無党派を対象に現場キャップをはっていた頃のことです。事件後は、高島平署の警備課長に配置転換となったが、それも昨年度末には退職していたのでした(にもかかわらず、住所は高島平署と虚偽の証言をしている)。

なお、デッチあげの首謀者・栢木國廣は59歳定年前に退職し、仮設機材のリースを事業とする朝日機材に天下りし、現在は竹中工務店に勤務している模様です。
主尋問では一連の警察活動が適法であったと印象づけるための質問であり、想定内ではありましたが、山口の歯切れが悪いのはなぜだ。刑事時代のふんぞりかえった偉そうな態度からすれば、とても小さく見えます。

反対尋問では、弁護団が鋭く切り込みます。
実行委員会が組合事務所でなされているということを、どうしてあなたが分かるんですか。「今回の集会デモについて連絡先が原告組合になっているということから、会議は行われている可能性が強いということで書きました」
訴外Aの公務執行妨害事件の最終処分は御存じですか。「ちょっと分からない」。起訴されているんでしょうか「されていないと思います」

何らかの違法行為をするだろうということで、証人としては麻生邸になるべく行かせまいと考えていたのではないですか。「いいえ、そんなことはないです。時の最高権利者、内閣総理大臣の自宅の前で違法行為をするかもしれないという連中に対して、警察としては行かせまいと考えるのが普通なんじゃないんですか。「まあ警察とすれば、そのように思うのは普通だと思いますよ」

極左暴力集団御担当ということなんですが、その極左暴力集団には、フリーター労組は含まれるんですか。「まあそのフリーター全般労働組合自体は、極左じゃないと認識しております」
参加する人の名前は、調べていたんですね。「調べていたというより、毎回顔を合わせますので、知っていました」名前書いているわけじゃないですよね。「はい」
よしやろうは、逮捕をやろうという意味ですね。「さあ、その人に聞いてもらえますか」

Aさんの健康状態をよく見ているようにということであって、特に取調べの内容を注意しろという趣旨ではないんですね。「はい」
警官が名前を聞かれて名のってない状況は、見聞きしてないということですか。「はい」捜索差押えの状況を記録されたくなかった、やめてほしいと思ったんですね。「はい」

これでもかというくらい、原告や傍聴席から失笑がもれるほどのマヌケ答弁。「こいつらは凶悪な過激派で~」というような答弁を想定していたのですが、やや肩透かしを食らいました。しかし確実に被告の立論の綻びが現れてきています。

次回17回口頭弁論は2014年2月18日東京地裁429号法廷、午後1時30分から渋谷署警備課員、嶋野伸一の尋問です。おそらく18回は当時渋谷署警備課長の宇井秀三となるでしょう。
しかし、全容を解明するには、取り消されたままの原告Sの証人採用と、栢木の尋問は欠かせません。
裁判闘争も佳境に差し掛かってきました。われわれの目的は、まず違法なデッチあげををハッキリさせること。そのことが公安条例解体の端緒を切り開くと信じています。みなさまの結集を心よりお待ちしています。