第4回口頭弁論報告(12月6日)

今回の法廷には被告国と被告東京都の準備書面が提出されました。

国の準備書面では、捜索令状の発布は違法性であり捜査に名を借りた原告への人権侵害であるという原告側の主張に対して、被告国の違法性はないと答弁。

東京都準備書面では、原告側が提出した求釈明に対して、警視庁の言い分を繰り返しほとんど回答していません。

注目されるのが「原告フリーター労組事務所における捜索差押物品一覧」という準備書面に添付された資料。全16点の押収物のほとんどがビラですが、「レジュメ」(会議メモ)押収の理由として、「デモで逮捕されたら『黙秘権』『自己負罪拒否権』を行使、救援連絡センターに連絡するなどと記載されていることから、本件各事件の犯行に至る経緯、原因、動機、背景、犯行の手段・方法、背後関係等に関係あると認められ、差し押さえられるべき物」に該当すると書かれていました。これについて弁護団からは「東京都は憲法で保障された黙秘権の行使を犯罪視するのか、憲法無視のとんでもない見解である」と法廷の場で厳しく追及しました。

次回第5回口頭弁論は2011年2月21日(月)16:30より東京地裁721法廷にて開催されます。夕方の時間帯なのでいつも参加できない方もぜひ傍聴にご参集下さい。

第4回口頭弁論は12月6日(月)14:30より、ぜひご参加を!

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秋も深まってきましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

2010年5月に始まった「麻生邸リアリティツアー事件」国賠訴訟は、いよいよ第4回目の口頭弁論を迎えます。日時は、12月6日(月)14時30分より東京地裁721号法廷にて開かれます。

前回、東京都は不当逮捕を法的な面から正当化する準備書面を出してきました。渋谷駅前に集合し歩道を歩いて麻生邸に向かったことが、公安条例に定める集会・デモにあたるとして逮捕を正当化しています。(前回法廷レポートは

http://state-compensation.freeter-union.org/report/584/)

今回はそれに対するこちらの反論の一部を提出し、東京都もさらなる主張を出してきます。事実をねじ曲げ、恣意的な逮捕や弾圧を正当化する東京都・警視庁の言い分を通さないという熱意を示すためにも、ぜひ傍聴へお集まりください!

口頭弁論後は法廷内あるいは弁護士会館にて法廷での書面のやりとりの概要について簡単な報告会を持ちます。

また、午後12時30分より地裁前にてビラまき情宣を行いますのでこちらも併せてご参集・ご協力をお願い致します。

運動は盛りあがっています。9月23日には憲法学者の奥平康弘さんをお呼びして集会を行い、事件から2周年の10月26日には渋谷ハチ公前広場で不当逮捕の映像を流しながらマイクアピールを行い、麻生邸まで行きました。映像への注目はやはりとても高かったです。http://state-compensation.freeter-union.org/report/613/

ぜひ一緒に「なくせ公安条例、すべての表現に自由を!」と声を上げて行きましょう。

◆「麻生邸リアリティツアー事件」国賠訴訟・第四回口頭弁論
日時:12月6日(月)12時半:地裁前昼休み情宣  14時半:口頭弁論
場所:東京地裁721号法廷
地図:http://www.courts.go.jp/tokyo/about/syozai/tokyotisai.html

麻生邸リアリティツアー事件国家賠償請求訴訟団(「麻生国賠」)事務局

http://state-compensation.freeter-union.org/

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★連絡先
〒151-0053 東京都渋谷区代々木4-29-4
西新宿ミノシマビル2F
フリーター全般労働組合気付
TEL: 03-3373-0180
FAX: 03-3373-0184
*住所とFAXが変更しました。

E-mail: realitytour.st.comp(at)gmail.com
※(at)は半角の@に置き換えてください

★引き続きカンパ募集中
郵便振替:00130-9-282713  口座名:麻生国賠
(口座を他行などからの受付口座として利用する場合は、店:〇一九店/預金種目:当座/口座番号:0282713)

★賛同宛先
名前・肩書き・メッセージ(任意)・公表の可否をご記入の上、上記メールアドレスかFAXにお送りください。

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10.26弾圧2周年の渋谷駅街宣をしました。

2年前の10月26日、麻生邸リアリティツアーに参加した仲間たちは62億円といわれる当時の麻生太郎首相邸を一目通りから見ることが叶わなかったばかりか、渋谷駅から出発して109ビルを少し通り過ぎたばかりの地点で大勢の警察に体当たりされて3人が不当逮捕されるという弾圧に見舞われました。そしてリアリティツアー連絡先になっていたフリーター労組事務所には、嫌がらせの不当な家宅捜索が入りました。

このリアリティツアー弾圧事件の不当性、そしてそれに対して国家賠償請求訴訟を提起していることを、2年前の集合場所である渋谷駅ハチ公前で訴えました。事件当時のYouTubeの動画をノートパソコンで流しながら、夕刻の渋谷駅前の通行人にビラを配りました。

訴訟団は渋谷駅から移動し逮捕現場(ヤマダ電機向かい)でも情宣を行いました。

2年前は麻生邸見学をすることができなかったため、今回2年ぶりに麻生邸見物に赴き麻生元首相に国賠裁判のお知らせをすることにしました。10分ほど歩いた渋谷区の高級住宅街にある麻生邸に着くと十名ほどのおまわりさんが並んでいましたが、豪邸の主は改装工事が間近でお留守とのことでした。せっかくなので近隣の住民に12月6日(月)14:30から東京地裁721法廷で行われる国賠裁判第4回期日のお知らせをして、訴訟団はお屋敷街を後にしました。

逮捕現場にて

麻生国賠ニュースレター『でてこい』第2号

麻生邸リアリティツアー事件国家賠償請求訴訟団のニュースレター『でてこい』第2号のPDF版です。ぜひご覧ください。(閲覧するには Adobe Reader などが必要です)

『でてこい』第2号(2010.9.6発行)
PDF 581KB

第3回口頭弁論速報(10月4日)

わたしたち国賠訴訟団は昼時の12時半から地裁前にて情宣を始めました。おなじみの「なくせ!公安条例」のバナーとともに、トラメでの元気なアピールと支援者とともに地裁前各所でのビラまきを2時過ぎまで行いました。公安警察の不当な妨害にも随時反撃を加えました。

今回の傍聴にはいつも参加してくれるフリーター全般労組や国賠ネットの仲間に加え、他の裁判闘争を闘う労働組合の当該や支援者たちも駆けつけてくれました。新たな仲間との出会いが生まれ、活気あふれる交流の時間を持つことができました。

訴訟団は今回、東京都の準備書面への反論となる「原告準備書面1」と「求釈明」を提出しました。法廷では弁護団の大口弁護士から東京都の準備書面に対する求釈明の演説がありました。東京都の準備書面では、フリーター労組に対する捜索差押えの根拠が一般的にしか説明されておらず、公安警察による恣意的な労働組合活動への捜索活動を許さないためにも、東京都は捜索差押えの必要性を厳密に説明するべきであるとの力のこもった弁論がなされました。

次回に予定されている東京都と国からの答弁はどのような内容が出てくるのでしょうか。引き続きご注目下さい。

次回第4回口頭弁論は12月6日(月)14時30分から同じく地裁721法廷にて開かれます。今後とも傍聴への結集をよろしくお願い致します。

『なくせ公安条例! 9.23麻生邸リアリティツアー国賠訴訟集会』報告

先日の集会の模様です。雨の中、大勢の参加者が集まりました。2008年のリアリティツアーの映像を映像ディレクターの小林アツシさんと原告の話から振り返り、警察の作り出した逮捕劇かつ政治表現の弾圧であることを再確認しました。憲法学者の奥平康弘氏からは、集会やデモなど自由な集合的政治表現を弾圧する戦前の治安警察法、治安維持法と公安条例のつながりを学ぶことができました。国賠訴訟団弁護団の大口昭彦弁護士からは、麻生邸事件弾圧の不当性と公安条例の違憲性について語っていただきました。参加者からは、国家賠償請求訴訟を勝ち取るためのいろいろな意見が出されました。権力犯罪の責任を追及してきた国賠ネットの仲間や、強制代執行に直面する渋谷宮下公園のナイキ化に反対する仲間からのアピールも寄せられました。麻生邸弾圧事件国賠訴訟の意義と、今後の訴訟の展開への期待が幅広く寄せられていることを確認した集会でした。詳しくは次号ニュースレター等の報告をご覧下さい。

10月4日(月)14:30より第3回口頭弁論、12:30より地裁前情宣に結集を!

10月4日(月)午後2時30分より東京地裁にて第3回口頭弁論が行われます。
わたしたち原告側は東京都の準備書面への反論を提出します。ぜひ傍聴へご参集下さい。
当日は午後12時30分より地裁前にてビラまき情宣を行いますのでこちらも併せてご参集・ご協力をお願い致します。

『なくせ公安条例! 9.23麻生邸リアリティツアー国賠訴訟集会』

訴訟団初の講演集会を事件現場近くの渋谷で行います。基調講演には憲法学者・奥平康弘さんをお迎えします。豪華講師陣と共に公安条例の問題を学び、公安条例撤廃に向けた運動を共に作り出す場にしたいと思います。ぜひご参集を!

923集会チラシ←PDFダウンロードはここから

日程:9月23日(祝・木)
時間:17時半時開場、18時開始、21時終了
場所:渋谷勤労福祉会館
2階第1会議室(渋谷区神南1-19-8)
http://gmap.jp/shop-9249.html

参加費・資料代:500円

プログラムと講師

  • 基調講演「本件での公安条例適用の問題性
    奥平康弘
    :1929年生。憲法学者。東大名誉教授。編著書『憲法の想像力』『表現の自由を求めて』『治安維持法小史』『これが破防法』『青少年保護条例・公安条例』他多数。

  • 講演「いまなぜ公安条例を問うのか―公安条例違憲判決に向けて」(仮)
    大口昭彦
    :「麻生邸リアリティツアー事件」国家賠償請求弁護団。救援連絡センター運営委員。
  • 講演・映像紹介「メディア・アクティビズムの力」(仮)
    小林アツシ
    :映像ディレクター。DVD『どうするアンポ』『基地はいらない、どこにも』など。
  • 原告からのアピール

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7月26日第2回口頭弁論速報、次回口頭弁論は10月4日(月)14時半から721法廷です。

本日の口頭弁論に参加されたみなさま、暑い中本当にありがとうございました!
炎天下の昼休み地裁前情宣には、フリーター労組組合員を中心とする20名強の仲間がビラを配りに参加してくれました。
「なくせ!公安条例」のバナーを掲げ、原告や支援者によるマイクアピールも熱が入っていました。 Details »

原告 フリーター全般労働組合 陳述

本日7月26日の口頭弁論で読み上げました!

「麻生邸リアリティツアー国家賠償請求訴訟」原告 フリーター全般労働組合 陳述

 2008年10月の「麻生邸リアリティツアー事件」に関連して、11月5日にフリーター全般労働組合事務所に対して行われた捜索差押は不当であり、謝罪と賠償金の支払いを求める。
 私たちは一人でも誰でも入れる労働組合である。非正規雇用労働者、および失業者を中心に、不安定な労働や生を強いられる階層に属する人々が、互いに助け合いながら企業や社会全体に状況の改善を要求している。組合員の労働問題を解決するために、数十件の雇用先との団体交渉を行うことが日常活動である。その一方で、自らの状況を社会に訴えるためにトークイベントやデモンストレーションも行っている。 Details »