第二回口頭弁論7月26日(月)14時より

来る7月26日14時から第二回目の法廷が開かれます。今回の注目は原告フリーター全般労働組合からの意見陳述です。被告である東京都の反論書提出(答弁)もあります。第一回裁判に引き続き今回も傍聴席を埋め尽くし、不当逮捕の正当化を許さない私たちの意志を見せつけたいと思います。開廷前には地裁前情宣を、弁論後には学習会を予定しています。ぜひ、ご参加・ご協力をお願いいたします。

【第二回口頭弁論期日】
日時:7月26日(月)14時より
場所:東京地方裁判所第721号法廷
予定:1.原告の1法人でもある「フリーター全般労働組合」の意見陳述 2.被告東京都からの答弁

【事前地裁前情宣】
時間:12時半より、東京地裁入口にて。

【報告集会・学習会】
日時:7月26日(月)第二回口頭弁論後、午後2時30分〜
場所:弁護士会館502A室
概要:1.期日報告 2.学習会(河内国賠の野本氏をお迎えする予定です)

訴訟団日記

●7月20日付
【滝本静香】

『男女6人夏物語』

いつの年だったろう。
私(たち)は、ただただ生きていた。
際限のない時間を有意味に使えることの歓び、かつての集団経験の記憶を想起すること
(余力)は無かった。
仕事で疲れては寝るだけの日々。
バラバラな休日と交差しない他者との生(活)。
うだるような暑さが無気力と無関心に拍車をかける。
小部屋には衣類とフライヤーと煙草の空き箱が散乱し、腐った野菜が冷蔵室を彩る。
再生産労働がとても億劫に感ぜられた。

悶々としていた私たちは重い腰を上げ、一堂に会した。
(何でも良かったわけじゃないが)一台にラジカセを搭載し、サイクリングをすることにした。
会話はほとんど無かったけれど、視線が合っては交換しあった微笑、共に移動している
心地よさが鬱積した気分を紛らわせてくれた。 Details »

麻生国賠ニュースレター『でてこい』第1号

麻生邸リアリティツアー事件国家賠償請求訴訟団のニュースレター『でてこい』第1号(2010.6.7発行)ができました。以下はPDF版です。ぜひご覧ください。(閲覧するには Adobe Reader などが必要です)

『でてこい』第1号(2010.6.7発行)
~なくせ公安条例、謝罪しろ警視庁・裁判所~
PDF 565KB

国賠ネット定例会へ参加

先週の6月3日、国賠ネット定例会へ参加してきました。
現役国賠の方にまじって、麻生国賠からも進行の報告をしてきました。
また現役国賠の方、国賠OBのみなさんから多く第一回期日を傍聴していただいたことから、

  • 第一回口頭弁論での陳述に感動した。
  • 「リアリティツアー」だけにリアリティのある陳述内容だった。
  • 長年国賠を支援してきた身としては、こうして若年層が頑張っていることに感動を覚える。

などなど励ましの言葉を多くかけていただきました。

麻生国賠の今後について、ここでも注目されていることを実感しています。
また国賠ネットでは、「夏季勉強合宿」を企画中です。
今年は司法制度改革と刑事弁護・国賠がテーマとなる予定ですので、ぜひ当訴訟団からも参加しましょう。

川村理弁護士より本訴訟の概要と今後の展開について

 今回の訴訟は「麻生邸リアリティツアー」と名づけられた活動に対して、公安条例と公務執行妨害が適用されたことについて違法性を争うもの。この裁判ではあらためて公安条例の違憲性を追求することが柱となる。公務執行妨害についてはその事実はない、やっていないという主張。公安条例については憲法違反というだけではなく、公安条例を適用する要件に当たらないという二段構えの主張を行っている。原告四名のうち、フリーター全般労働組合については、不当な捜索と差し押さえを受けたことについてその違法性を争う。 Details »

大口昭彦弁護士より本訴訟の社会的意義について

 みなさん、きょうは大勢傍聴くださいましてありがとうございます。この裁判が非常に重要であり、注目されている裁判であることを代理人としてもひしひしと感じております。本日の三人の原告の方の意見陳述は非常に個性的でありますし、大切なことが述べられていたと思います。また傍聴席も非常に元気がよくて結構であったと思います。組合の方の意見が聞けなかったのが非常に残念ですが、今日の意見陳述にも出ていたように、この時代、現代においてこの裁判が起こされていることの意味が非常に大切だと代理人席にいて感じました。 Details »

賛同者・賛同コメント一覧です(1月23日現在)

★賛同、大募集中です。名前・肩書き・メッセージ(任意)・ 公表の可否をご記入の上、メール:realitytour.st.comp(at)gmail.com か FAX 03-3373-0184 までお送りください。国賠闘争に用いるため、個人賛同は1000円、団体賛同は2000円の賛同カンパをお願いいたします。 Details »

原告・渡邉洋一 陳述書(3人目の不当逮捕者当事者)

 原告意見陳述  渡邉洋一

  私は2008年の10月、渋谷駅付近の現場で、公務執行妨害罪の容疑で逮捕されました。そのとき私がなにをしていて、現場にいた警察官が何をしていたのか、写真や映像には残っていません。公務執行妨害罪という容疑は後から聞かされたことで、自分が何の罪をおかしたのか、逮捕された当時も現在もわかりません。
 同じとき同じ場所にいても、事態の捉え方は人によってさまざまです。私は犯罪を犯した意識はないが、ある警察官が主観的に何かを感じ取っていたということはありうる話です。現場にいた警察官のうちの誰かが、私を逮捕できる、とか、逮捕するべきだ、と考えたのでしょう。そうした判断を下したのは、現場で指揮をとる数人の警察官か、あるいは一人の警察官です。その判断は、会議で検討するとか、逮捕状を請求するとかいう手続きはなしに、現場のごく少数の警察官によってくだされたものです。
 そうして私は、はっきりとしない容疑のために警察署に連行され、二週間のあいだ勾留されたのです。 Details »

原告・A 陳述書(2人目の不当逮捕当事者)

 俺は子供の頃から不登校とひきこもりを繰り返し、高校中退後フリーターとなった。
 社会に出てからも、一人前の「労働者」一人前の「消費者」として扱われないフリーターとして排斥され、競争の結果、人に信頼を持てず、抱えている問題は個人化され、心を病んでいった。
 そして、リアリティ・ツアー当時もうつを患い、ひきこもっていた。
 リアリティ・ツアーに参加したのは、様々な問題を個人化されることなく、根源的な日本の現実を目にし、リアリティを取り戻したいのと、競争で分断化された人の繋がりを、仲間と出会うことによって取り戻したいという気持ちからだ。それでフラつきながらも外へ出てみる気になった。 Details »

原告・園良太 陳述書(1人目の不当逮捕当事者)

麻生邸リアリティツアー事件国家賠償請求訴訟原告 園良太 陳述

 私に対する「東京都公安条例違反」は明確に不当逮捕である。ただ道を歩いていただけの私に公安警察が体をぶつけて逮捕し、12日間も勾留するやり方は論外だ。時の首相宅へ行かせたら自分たちの面子に関わるという公安警察の私的な事情でしかなく、私は彼等の私情に付き合う気は一切ないし、与えられた被害は確実にやり返す決意である。 Details »